数年前に書いて当時一度録音した曲。その時はリズミカルというか賑やかなドラムにオルガン、サックスなどを入れて作った。リズムはレゲエ調な感じで。なかなか上手く歌えなくて(特にAメロ)苦労した。今回アコギ中心に作り直した。メロディーも一部変更。歌詞は変えていない。
“桜よ走れ”の歌詞を思いついた時は意味が通じないから変更しようと思っていたが、桜前線が北上する様子を描いてるのかな、と考えこのままでいくことにした(先に言葉が出てきて解釈が後のパターンが多い。解釈が成り立つと自分の中でOKが出る)。
歌詞には自分のことや東日本大震災のことが自然に入った感じがする。 ”遠くに見えていた大きなゴールを失って立ち尽くしてた日も”は自分が店をやめたことや震災の被災者のこと、”はかない命が朽ち果てても”、”新たな命に希望を込めて”は飼ってた犬が死んでしまったことや同じく震災や災害で犠牲になった方のこと。2番の”雪解け近づいて~”の部分は自分が雪国生まれだからそのことを歌ってる。雪にずっと埋まってというかどっぷりつかって生活するのが数か月続くわけだから、雪がなくなって春になった時は格別の解放感が雪国の人にはある。”幾千年の思いを伝えて”の箇所は日本人が、幾千年かは実際に知らないけど、桜に自分の人生や家族や地元への思いをめぐらしながら花見を楽しんできたんだろうな、その間に災害や戦争や苦しいことがありながらも、という想像。